宣教局
健全な教会を建て上げて(エペソ4:11~13)、その拡大を目指すセミナーです。そのための教材をコーチングで用います。
コーチングによって信徒の皆さん、リーダーの皆さんが主から与えられている賜物を自ら見いだし、自ら活かしていくことができます。
樽モデルを使って教会の状況を把握し、GROW(目標→現状把握→解決策→実行計画)モデルで目標の達成を目指します。
これら全てを祈りつつコーチングで取り組み目標の達成を目指します。
教会全体、グループの目標達成だけでなく、個人の信仰生活にも適用できます。
木曜コース
午前10時30分〜12時
午後1時30分〜3時
期間 9月5日〜9月26日
金曜コース
午後19:時30分~21時
期間 9月6日~27日
土曜コース
午前10時30分〜12時
信徒の皆さんが救いの喜び、信仰の尊さを味わい、生き生きとしたクリスチャンライフ送り、主と教会に仕えていくとめのセミナーです。講師は信徒の方々が立てられています。
ズタボロの心に寄り添い救い出される神
主は心の打ち砕かれた者に寄り添い、霊の砕かれた者を救い出す。(詩編34:19)
2011年の東日本大震災から現在まで、今も忘れないで支援してくださる方々と共に、被災された方々に寄り添う活動を続けています。大切な家族、財産、地位などを一瞬にして失った方がたの心は、ズタズタボロボロ(以下ズタボロ)の状態で、その人生に寄り添い続けてくれる存在を求める叫びがあることに気づかされました。そして、寄り添い続ける存在を通して、心の復興がなされていくことを幾度も見ることができました。
冒頭の詩編三四編19節に、日本語訳では「砕かれた」ということばが二回繰り返されていますが、英語ですと前者はブロークンハート、後者はクラッシュと訳されています。原語では違う言葉なのですが、どちらも「押しつぶす、粉砕する」という意味があります。まさに。“ズタボロの心”です。
私は、教会に行くようになってから、あまりまじめな求道者ではなく、大人なのに教会学校は皆勤賞でしたが、礼拝にはあまり出席しないで、サッカーやテニスの試合、あるいは練習に明け暮れていました。ある日曜日、サッカーの試合中にケガをしました。医師の診断は「右鎖骨粉砕骨折」でしたが、私にとっては単に骨だけではなく「心と霊の粉砕骨折」の経験でもありました。手術を受けて、ギプスでカチカチに固められ、ベッドに横たえられたときの無力さ、また、それまで私を支えていた健康、仕事での地位、競争社会での勝者だとの自負などが一瞬にして打ち砕かれ、まさに心がズタボロになる経験でした。
しかし、三か月の入院治療の間、じっくりと聖書を読み通すことができ、そのようなズタボロの者だからこそ、神が寄り添い、救い出してくださることを知ることができました。 私たちが救いを求めて神に近づくことも大切ですが、それもできないほどに心が砕けた者に、神の方から寄り添い、救い出してくださるのです。
聖書と呼吸を合わせる聖書通読
教育局長 高橋 誠
師と同じ思いで教会を担う信徒を
教団が創立して間もない頃は、弾圧によって閉鎖された教会が再開し、解散され散り散りになった信徒が教会に戻ってきました。また、翌年1950年より開始された「福音十字軍」の伝道運動によって、教会のない地域に新たな教会を生み出す尊い働きがなされ、宣教が開始されました。1950年代から1980年代までは、教団の帰属意識を高め、教団がひとつとなり結束してゆくために、教団主導で宣教が進められ、伝道費はすべてOMS(東洋宣教会)が負いました。
1970年代から始まる「10年ビジョン」という長期伝道計画が功を奏し、礼拝出席平均30名が1982年に達せられ、1990年には会員総数11,354、現在会員数8,231、礼拝者数5,461を達し成長を遂げました。
しかし、1998年に構造改革委員会が発足し、「構造改革」が施行されてからは、教勢が徐々に低下して行きました。「構造改革」の基本方針は、「伝道と教育の主体は教区・教会にある」でした。教団側の事情としては、財政的な理由から「小さな政府(教団組織)」をめざすことが必要とされ、教会側には「10年ビジョン疲れ」と、ひたすら走り続けてきたことへの反動がありました。教団主導、教会・教区主導への移行は正しい選択でありましたが、実際的には各個教会の主体的な伝道ははかどらず、教育もそれほどに進まず、教勢はゆるやかに下降し今日に至っています。教団は経済的な援助を行ってきたものの、それ以上の支援はして来なかったことが反省させられます。
さて、今後の展望は-それにはほど遠いものですが-、任命準備委員会からも要請されているように、それぞれの教会が、今後どのような伝道をなしてゆくのか、どのような教会を形成してゆくのか、牧師主導ではなく、信徒と共有し話し合い、牧師、信徒の協働で教会を建て上げてゆくことではないかと思います。私たちの教団の将来があるとすれば、信徒が成熟して力をつけ、教会、教団を主体的に担って行くことだろうと思っております。私たちの教団は牧師主導が身に染みています。牧師と同じ思いで共に教会を担える信徒が、一人でも多く起こされるように願いつつ。
第一次入学願書締切
2024年11月13日(水)
入試 2024年11月21日(木)
第二次入学願書締切
2025年2月26日(水)
入試 2025年3月6日(木)
東宣社
「恵み深き主を」再版!
石原潔著
定価880円(本体十税)
再版にあたり装丁を変えました。「新生」「聖化」「神癒」「再臨」の四重の福音が、わかりやすく語られています。
「かなたに光が」
ペレッタ・スティール・クルムリー署1
千春・ダーバー訳
定価1,980円(本体十税)
長男を白血病で、ご主人をガンで、次男と長女を交通事故で失った女性の証し。
E-mail:tosensha55@yahoo.co.jp