「喜びの声をあげて」

 

教育局主事(信徒教育担当)
  

 
「涙をもって種まく者は、喜びの声をもって刈り取る。種を携え、涙を流して出て行く者は、束を携え、喜びの声をあげて帰ってくるであろう」(詩編126:5~6)
 
 第9回全国信徒大会が、来年の2018年11月23日(金)に、沖縄県の那覇市で開催されます。今回は南西教区の担当で、今着々と準備が進められています。前回の第8回大会は、千葉県成田市のホテルで開催されました。総勢535名の方々が参加され、とても祝福に満ち溢れた大会となりました。私も実行委員会のメンバーのひとりとして準備に関
わっていましたので、その大変さは良くわかっているつもりです。
 
 テーマの検討に始まり、開催場所、ポスターのデザイン、ニュースレターの発行、当日のプログラムと役割分担、受付でお渡しするお土産の検討等々、一つひとつの課題について、祈りつつ、みんなで知恵を出し合いながら進めていきました。今振り返ると、大変ではありましたが、とても充実した日々だったと思います。そんな中で、実行委員のメンバーの一人が、大会直前に突然天に召されるという悲しい出来事もありました。私たち実行委員会のメンバーは、いつも心の中で、全国から一人でも多くの方々に参加してほしいという希望と期待をもって準備を進めていました。どんなに準備が大変であったとしても、たくさんの方々が参加してくだされば、それが一番感謝なことなのです。冒頭のみ言葉のように、種を携え、涙を流して出て行っても、喜びの声をあげて帰ってくることができるのです。

 南西教区のみなさんも、きっとそのような思いで準備を進めておられると思います。そういった南西教区のみなさんの希望と期待に応えるべく、一人でも多くの方のご参加をお願いいたします。また、せっかく沖縄に行かれるのですから、翌日の土曜日は沖縄観光に充てて、更にその翌日の日曜日は、沖縄のいずれかの教会の礼拝に出席するという、スペシャルプランもお勧めです。きっと沖縄の教会のみなさんも大歓迎してくださることでしょう。

 全国の信徒たちが一堂に会して、賛美と祈りをささげ、共に語り合い、励まし合う姿は、何と麗しいことでしょうか。4年に1度のこのすばらしい機会を大切にして、今からみなさんの来年の予定表に、全国信徒大会沖縄大会参加と記入してくだされば幸いです。
 「ああ、麗しいかな、良きおとずれを告げる者の足は」(ロマ10:15)。みなさん、ぜひ沖縄の地に足を運んでください。