退職金の仕組み

            
教団所属の教師が退職する時、または召天された時、退職金を支給しています。この世の退職金と比べれば少ないものですが、退職後の生活環境を整える助けとなります。退職金は、現役時の牧師給とは関係なく、奉職年数により、公平に支給されます。そのためには、教会でご納入くださる「退職積立金」が滞りなく納められていることが必要です。
 
以下に、退職金の仕組みについて概要を示します。詳細は、「教師の退職金に関する規程」を参照ください。
退職金は、各教会から納入いただく「退職積立金」が財源となります。
毎年度、各教会から納入いただいた「退職積立金」を一旦まとめ、それを各教師の在職期間に従って比例配分し、各教師の退職金として積み立てます。したがって、在職期間が同じであれば、支給される退職金は同じとなります。
 
年度ごとに、その年度分の「退職積立金」を納入いただきます。査定は前年度の収入をもとに行いますが、前年度分の退職積立金を納入するということではないのでご注意ください。
未納があると、すべての教師の積立金に影響します。そして、特に、その教会に任命されていた牧師の退職金は、その支給時にその分控除されることになります。未納がないようにご注意ください。納入が困難な教会へは奉仕局で一部支援(最大、査定額の半額)を行います(申請し奉仕局で承認されることが必要)。
 
なお、各教会において、「退職積立金」を納入いただいた上で、加えて独自に退職金積立を行っている場合には、教師が転任となる際、奉仕局でその退職金をお預かりすることになっています。教会から預かった退職金は、当該教師が退職される際に合わせて支給させていただきます。