熊本地震 災害対策本部からのお知らせ

熊本地震災害対策本部ニュース

2016年5 月28日発行
 

1.熊本教会の状況について
 
 5月8日から教会堂での礼拝式を再開し、吉田文人牧師も牧師館に戻り、教会の活動はほぼ平常通りになりました。避難所におられた教会員の方は、水道が復旧して自宅に戻ることができました。また、教会員の一家族の引っ越しも無事に終わりました。
 
2.ボランティア活動報告
 
 5月16~20日に、日本ホーリネス教団のボランティアチーム第1陣が、「九州キリスト災害支援センター」(略称「九キ災」)を通じて参加いたしました。今回のチームは、牧師3名でした。ボランティアベースの熊本ハーベストチャーチに約20名が集まり、様々な支援活動に遣わされました。被災したお宅の片付けの手伝い、物資の運搬、炊き出しなどを行いました。また、熊本教会の庭の草刈りの手伝いもできました。
 多くの働きがあり、働き手が必要とされています。ボランティア活動のためにもお祈りくださり、ぜひご参加ください。

(報告:松本 順 牧師)
 
※ 教団災害対策本部は、「九キ災」に協力する形で、これからもボランティア活動を進めていきます。ボランティア活動に関する詳しいことは、「第6報」をご覧くださり、ぜひこの働きに加わってくださるようお願いいたします。
 ボランティアに関する問い合わせ等は、

tetsudai@jhc.or.jp

(てつだい@jhc.or.jp)まで。

 
3.災害支援献金中間報告
 
 5月25日現在で、73件:3,566,743円がささげられました。皆さまのご協力に感謝いたします。引き続き、「災害支援献金」へのご協力をお願いいたします。会計処理の都合上、振替用紙(赤)のご利用をお願いいたします。また、ご献金くださった方々には、会計担当者より領収書を送付いたします。
 

▽ 送金方法 郵便振替 00190-4-545635
「日本ホーリネス教団緊急支援対策室」
▽(第1次)目 標 額 500万円 ▽(第1次)締め切り 6月30日(木)

 
 

熊本教会の状況(5月14日現在) 他に関する件

1.熊本教会の状況について

 5月7日に、キリスト者の建築士の方が教会堂を詳しく検査くださいました。壁、瓦、壁紙、柱の補強や修理が必要とのことですが、礼拝堂を使用しても大丈夫だろうとのことで、5月8日に礼拝式を再開いたしました。余震が続いていますし、建築会社も手一杯のようなので、修理についてはまず複数の業者から見積を出していただきます。
 また、吉田文人牧師も5月9日に牧師館に戻りました。牧師館の片付けも、少しずつ進めています。

2.教会員の状況について
 教会員1名がまだ避難所におられますが、家の片付けが終わりましたら、ご自宅に戻ることができそうとのことです。避難されているその他の方々もご自宅に戻られたり、引越先が決まったりされ、だいぶ落ち着いてきました。

3.ボランティア活動について

 すでにマスコミ等でも報じられているとおり、ゴールデンウィークが終わってから、ボランティアに参加される方が急激に減っています。「九州キリスト災害支援センター」(災害支援活動を行っている九州の教会による支援ネットワーク、略称「九キ災」)のボランティア活動も、ゴールデンウィーク中は200名近くの方が参加されたそうですが、現在は20~30名ほどしかいないと聞いています。
 教団災害対策本部も「九キ災」に協力する形で、ボランティア活動を進めていきます。先週お知らせしましてから、何名かの方が登録してくださいました。いよいよ来週(5月16日~)から現地に派遣いたします。ボランティア活動に関する詳しいことは「第6報」をご覧くださり、ぜひこの働きに加わってくださるようお願いいたします。

4.災害対策本部からのお知らせ

 a.5月13日に、第2回災害対策本部を東京中央教会で行いました。現地の視察報告を踏まえて、今後の対策本部としての活動について確認をいたしました。
 b.現地への直接連絡は、引き続きご遠慮くださるようお願いいたします。何かありましたら、

tetsudai@jhc.or.jp

(でんごん@jhc.or.jp)にお問い合わせください。
 c.「災害支援献金」のご協力もよろしくお願いいたします。会計処理の都合上、振替用紙(赤)のご利用をお願いいたします。領収書は原則として送金の際の払込受領書をもって代えさせていただきますが、領収書の必要な方は、通信欄にその旨をお書きください。
 

▽ 送金方法 郵便振替 00190-4-545635
「日本ホーリネス教団緊急支援対策室」
▽(第1次)目 標 額 500万円 ▽(第1次)締め切り 6月30日(木)

 
 

第2次ボランティアの参加案内

 熊本地震災害対策本部 ボランティア対策委員会では、熊本で大きな被害を受けた教会のため、また地域の住民のために支援活動をしたいと願っております。「九州キリスト災害支援センター」(災害支援活動を行っている九州の教会による支援ネットワーク)の活動に参加して、支援活動を行う予定です。
 第2次ボランティアとして、より多くの方に参加していただきたいと願っています。皆さまのご協力をお願いいたします。
 
<集 合> 熊本ハーベストチャーチ(熊本支援センター)
熊本県熊本市西区二本木4-9-35
<期 間> 実働2日以上
<生 活> 滞在場所は提供されますが、寝具や生活用品などは持参、食事も各自です。
近所にあるコンビニを利用できます。
<参加要件>
・日本ホーリネス教団所属牧師の了解を得た者 ・18歳以上(高校生可)
<登録方法> 以下の項目を、

tetsudai@jhc.or.jp

(てつだい@jhc.or.jp)にお知らせください。
・所属教会名 ・氏名(ふりがな) ・性別 ・年齢 ・生年月日 ・住所
・電話番号 ・携帯番号 ・メールアドレス ・希望期間 ・交通手段
・緊急連絡先[氏名・関係・電話番号]
<メンバー各自が持参するもの> ボランティア内容によって変更する事もあります。
・タオル ・寝具 ・着替え用の衣類 ・軍手 ・マスク ・水と弁当を入れる
小さなリュック ・聖書 ・寝具や食事などは、各自で調べて揃えてください。
<仕事内容> 当面は以下のような働きがあります。
・家屋内の片付け ・瓦礫の撤去 ・物資配付 ・炊き出し ・傾聴
・避難所や地域の必要に答える働き等(状況によって変更があります)
<ボランティア保険>
・あらかじめ各自で必ずボランティア保険(天災プラン)に加入してください。
・各地方自治体の社会福祉協議会で、ボランティア保険の取り扱いをしています。
<問い合せ・登録先> E-mail

tetsudai@jhc.or.jp

(てつだい@jhc.or.jp)
TEL/FAX 03-3841-0102 [上野教会]
*ご登録いただいた方に、追って詳しい案内をお送りします。
*宿泊施設の収容人数、活動の参加人数によって、参加をお断りする事もありますので、あらかじめご了解ください。
*必ず所属教会の牧師の了解を得てください。
*教団より2万円を上限として交通費を援助いたします。
*ボランティアは、原則として、すべて自己責任ということで参加していただきます。
*意に沿わない働きを指示されることがありますが、それに従っていただきます。
 
 

熊本教会の状況(5 月6 日現在)に関する件

1.教会の状況について
教会堂が使用できませんので、4月24日と5月1日の礼拝は、近くの日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団希望ヶ丘教会で合同礼拝を行いました。5月1日の礼拝では、吉田文人牧師が御用されました。
また、吉田牧師の母教会である北米ホーリネス教団ホノルル・キリスト教会から、関真士牧師他2名が熊本教会を訪問してくださいました。4月28日に来日し、ボランティア活動や熊本教会員の訪問等をされ、5月4日に帰国されました。吉田牧師も母教会の支援にとても励まされたとのことです。
2.教会堂(建物)の状況について
5月2日に熊本市による応急危険度判定が行われ、「要注意」(黄色)と診断されて張り紙がされました。5月3日に損害保険会社による地震保険の算定が行われ、「半壊」の判定を受けました。5月4日に屋根のブルーシートが剥がれてしまったので、業者にまた張り直しをお願いします。
本日(5/7)、キリスト者の建築士が教会に来られ、どの程度会堂が壊れているかなど詳しく見てくださる予定です。もし大丈夫でしたら、明日(5/8)から礼拝を再開したいと考えています。
3.吉田文人牧師について
2月に椎間板ヘルニアになり、今回の震災に伴う荷物の搬出、搬入を行っていることで、再発しています。吉田牧師の健康のためにもお祈りください。
4.教会員の状況について
教会員1名がまだ避難所に居られます。他県に避難して居られた1家族も、連休明けにはご自宅に戻られるとのことです。
5.災害対策本部からのお知らせ
a.現地への直接連絡は、ご遠慮くださるようお願いいたします。何かありましたら、

tetsudai@jhc.or.jp

(でんごん@jhc.or.jp)にお問い合わせください。
b.第2次ボランティアを募集いたします。詳しくは第6報をご覧ください。
c.「災害支援献金」のご協力もよろしくお願いいたします。会計処理の都合上、教団事務所への献金の持参ではなく、4月の全国発送で振替用紙(赤)を同封しましたので、それをご利用ください。領収書は原則として送金の際の払込受領書をもって代えさせていただきます。但し、領収書の必要な方は、通信欄にその旨をお書きください。
 

▽ 送金方法 郵便振替 00190-4-545635
「日本ホーリネス教団緊急支援対策室」
▽(第1次)目 標 額 500万円 ▽(第1次)締め切り 6月30日(木)

 
 

熊本教会の状況(4月29 日現在)に関する件

1.教会の状況について
4 月25 日にようやく業者が来てくれ、屋根のブルーシートを固定してもらいました。また、教会堂の応急危険度判定を「九州キリスト災害支援センター」を通じてお願いし、順番待ちの状態です。
建物の危険度判定が終わるまで礼拝等はお休みとし、教会員等は近隣の教会へ出席するようにしています。
2.吉田文人牧師について
教会堂/牧師館の判定が出るまで、夜は柴崎牧師宅に避難され、日中は教会に行って片付けをしたり、教会員等を訪問されたりしています。また、地震で屋根瓦が落ちて自動車のフロントガラスが割れましたが、ようやくその交換ができました。皆さまのお祈りに感謝しておられます。
3.教会員の消息について
避難所におられる方が1名。避難所の生活がたいへんで、自宅に戻られた方が1名。その方には、吉田牧師が定期的に訪問しています。また、2家族がそれぞれのご実家に避難されています。
4.キリスト教界の動きについて
4 月18 日に立ち上がった「九州キリスト災害支援センター」(統括本部:日本イエスキリスト教団 福岡教会)を中心に、日本国際飢餓対策機構、ワールド・ビジョン・ジャパン、クラッシュ・ジャパン等も協力して、支援活動が展開されることになりました。教団の災害対策本部も「九州キリスト災害支援センター」と協力して、支援活動を進めていきます。
5.災害対策本部からのお願い
a.現地への直接連絡は、引き続きご遠慮くださるよう重ねてお願いいたします。何かありましたら、

tetsudai@jhc.or.jp

(でんごん@jhc.or.jp)にお問い合わせください。
b.ボランティア活動についても、現在は経験者かつ長期(2週間以上)、もくしは専門職の方のみ募集しています。ボランティアに関する問い合わせは、

tetsudai@jhc.or.jp

(てつだい@jhc.or.jp)までお願いします。
c.「災害支援献金」のご協力もよろしくお願いいたします。4月の全国発送で、振替用紙(赤)を同封しましたので、よろしければそれをご利用ください。領収書は原則として送金の際の払込受領書をもって代えさせていただきます。領収書の必要な方は、通信欄にその旨をお書きください。
 

▽ 送金方法 郵便振替 00190-4-545635
「日本ホーリネス教団緊急支援対策室」
▽(第1次)目 標 額 500万円 ▽(第1次)締め切り 6月30日(木)

  
 

第1次ボランティアの参加案内

 

2016 年4 月27 日

 
 熊本地震災害対策本部 ボランティア対策委員会では、熊本で大きな被害を受けた教会のた
め、また地域の住民の皆様のために支援活動をしたいと願っております。「九州キリスト災害支援センター」(災害支援活動を行っている九州の教会による支援ネットワーク)の活動に参加して、支援活動を行う予定です。
 被災地は余震が続き、混乱も続いています。ボランティアの態勢もまだ十分に整っていま
せん。そこで第1次ボランティアとして、以下にあげる条件に合う方のみをまず募集します。続いてより多くの方々に参加していただけるようボランティアの態勢を整えるべく、現在準備を進めています。態勢が整い次第募集をいたしますので、ご案内をしばらくお待ちください。

<参加条件>
①ボランティアの経験があり、長期間(2週間以上)連続して滞在できる方
②専門技能を持っている方(医師、看護師、介護士、カウンセラー、建築士、応急危険度判定士、大工、他)
※ 今回は①または②に該当する方のみです。

<集 合> 熊本県熊本市(詳細は追ってお知らせします)
<期 間> 随時、なるべく早く。
<場 所> 熊本ハーベストチャーチ(熊本支援センター)
<生 活> 滞在場所は提供されますが、寝具や生活用品などは持参、食事も各自です。
<参加要件>
  ・日本ホーリネス教団所属牧師の了解を得た者 ・18歳以上(高校生可)
<登録方法> 以下の項目を、

tetsudai@jhc.or.jp

(てつだい@jhc.or.jp)にお知らせください。
  ・所属教会名 ・氏名(ふりがな) ・性別 ・年齢 ・生年月日 ・住所
  ・電話番号 ・携帯番号 ・メールアドレス ・希望期間 ・専門技能 ・交通手段
  ・緊急連絡先[氏名・関係・電話番号]
<メンバー各自が持参するもの> ボランティア内容によって変更する事もあります。
  ・タオル ・着替え用の衣類 ・軍手 ・マスク ・水と弁当を入れる小さなリュック
  ・聖書 ・寝具や食事などは、各自で調べて揃えてください。
<仕事内容>
  ・ボランティアスタッフ ・技能を用いた支援活動 ・その他
<ボランティア保険>
  ・あらかじめ各自で必ずボランティア保険(天災プラン)に加入してください。
  ・各地方自治体の社会福祉協議会で、ボランティア保険の取り扱いをしています。
<問い合せ・登録先> E-mail

tetsudai@jhc.or.jp

(てつだい@jhc.or.jp)
          TEL/FAX 03-3841-0102 [上野教会]
*ご登録いただいた方に、おって詳しい案内をお送りします。
*宿泊施設の収容人数、活動の参加人数によって、参加をお断りする事もありますので、あらかじめご了解ください。
*必ず所属教会の牧師の了解を得てください。
*教団より2万円を上限として交通費を援助いたします。
*ボランティアは、原則としてすべて自己責任において参加していただきます。
*意に沿わない働きを指示されることがありますが、指示に従っていただきます。
 
 

熊本地震「災害支援献金」のお願い

2016 年4 月23 日

日本ホーリネス教団
諸教会の愛兄姉各位

日本ホーリネス教団災害対策本部
本部長 中西 雅裕


 すでにお知らせしていますとおり、熊本教会の教会堂(建物)に被害が出ており、吉田文人牧師は牧師館から避難され、礼拝等もお休みをしなければならなくなりました。また、教会員にも被害が出ており、避難所におられる方もいます。
 そこで第1 回災害対策本部会議で、熊本地震「災害支援献金」を募ることを決定いたしました。専門家(設計士等)による建物の判定が出るまでは必要額は確定しませんが、(第1次)支援献金の目標額を500万円といたしました。皆さまのお祈りとご協力をよろしくお願いいたします。
 ささげられた献金は以下のために用いさせていただきます。

1.熊本教会のために
*教会堂(建物)の修復のため *教会活動を支えるため
*自動車(中古)の購入のため *被災した牧師、教会員へのお見舞金
 
2.災害支援活動のために
*被災地の支援活動のため *協力・関係団体への支援のため
*その他、災害対策本部で必要と認めたことのため
 
3.ささげられた支援献金の5%を、また必要額以上に献金が与えられた場合には、次の災害に備えるため「緊急支援基金」に繰り入れさせていただきます。
 
※ おささげくださる方は、以下の口座をご利用ください。
▽ 送金方法
 
 郵便振替 00190-4-545635
「日本ホーリネス教団緊急支援対策室」
 
▽(第1次)目 標 額 500万円 ▽(第1次)締め切り 6月30日(木)
 

熊本地震 災害対策本部設置のお知らせ

2016 年4 月23 日
日本ホーリネス教団
諸教会の愛兄姉各位
日本ホーリネス教団災害対策本部
本部長 中西 雅裕

 2016 年4 月14 日21 時26 分頃、熊本県熊本地方に最大震度7の地震が起きて以降、4 月16 日1 時25 分頃には本震が起こり、未だに余震が続いています。そのため、熊本教会や教会員にも被害が出ています。
 教団委員会は総務局を中心に情報収集と発信に当たるとともに、4 月20 日に山田智朗緊急支援対策室長、佐藤信人総務局長代理を現地に派遣いたしました。現地からの報告を受けて熊本地震災害対策本部の設置を決定し、4 月22 日に第1 回災害対策本部会議を開催しました。そこで下記のことが決定いたしましたので、お知らせいたします。
 
 
1.熊本地震 災害対策本部組織
*本部長:中西 雅裕 教団委員長
*部 員:島津 吉成 総務局長、間室 照雄 財務局長、大前 信夫 奉仕局長、
       山田 智朗 緊急支援対策室長、松本 順 緊急支援対策室員、
     松島 信人 総務局主事
 
2.対応窓口
*被災地との連絡調整窓口:大前 信夫 師
▽ 引き続き、現地への直接連絡はお控えください。
 
*諸教会から問い合せ窓口:松島 信人 師
▽ 何かありましたら、dengon@jhc.or.jp(でんごん@jhc.or.jp)を
ご利用ください。
 
*協力・関係団体との交渉窓口:山田 智朗 師、松本 順 師
 
3.(第1次)支援献金目標額:500万円
*詳しくは、【第2 報】熊本地震「支援献金のお願い」をご覧ください。
 
以 上