〈聖書のことば〉
「きょうダビデの町で、あなたがたのために、
救い主がお生まれになりました。
この方こそ主キリストです」
この方こそ主キリストです」
〈新約聖書ルカの福音書第二章11節〉(新改訳)
クリスマスと言えば、一般的にはサンタクロースが有名です。サンタクロースの由来は、四世紀に小アジア(現在のトルコ)南西部のミュラという町に実在した、ニコラウスという人物です。ニコラウスはキリスト教会の聖職者であり、貧しい人に施しをしました。聖ニコラウスという言葉の呼び方から、サンタクロースという名前ができました。
クリスマスとは、「キリストの祭」との意味の言葉で、元来はキリスト教の祭です。イエス・キリストは、世界中の人々を罪から救うために、身代わりとなって十字架刑で死んだ、「救い主」です。このキリストが降誕したことを記念するのが、「クリスマス」です。キリストがなければニコラウスの故事もないわけで、実はクリスマスの主人公はキリストだと言えます。
私たちの教会ではクリスマスに、ふだんキリスト教や教会になじみのない一般の方々を対象に行事を催して、多くの人々に本来のクリスマスの意味をお知らせしています。このたびは、金曜日に癒し系のゴスペルシンガーである米田ひろしさんを招き、クリスマスイブの日曜日には音楽のプロとして数々の活動を経てきた竹下静さんと山本裕太さんによるゴスペルユニット「Lasting Note」を招きます。歌とトークを通してクリスマスの意味を味わってみてください。
どなたでもお気軽におこしください。特に初めての方を歓迎します。