この年のうちに
「主よ、あなたのみわざを恐れました。この年のうちに、それをくり返してください。この年のうちに、それを示してください。」(ハバクク書3章2節)
西福岡開拓伝道のためにお祈りを感謝いたします。福岡に来まして、4年目を迎えようとしています。昨年は、妻が召され試練の時を過ごしました。新しい年を迎え、「後ろのものを忘れ、ひたむきに前のものに向かって進み」たいと願っています。
教会は、リバイバルを求めて祈っています。まだ小さい祈りですが、この地域に、福岡に、そして九州に、聖霊が豊に注がれて、リバイバルが起こりますように祈っています。大正8年に長野県飯田市の教会の聖会に招かれた秋山由五郎師、小原十三司師等が山に登って祈り、リバイバルが起こりました。その後、私の祖母と家族は、このリバイブされた飯田の教会で救われました。飯田伝道館に祈りの声が絶えることがないと、周りの人たちは言っていたそうです。
昭和5年の東京聖書学院で、修養生の祈りから起こったリバイバルは、「ホーリネス・バンドの軌跡」で読みました。もう一度、リバイバルを見たいというのが私の夢です。ハバククは、「この年のうちに」と祈っています。リバイバルを起こされるのは、主イエス・キリストご自身です。私たちも「この年のうちに」と祈りたいと思います。「見よ。わたしは新しい事をする。今、もうそれが起ころうとしている。あなたがたは、それを知らないのか。確かに、わたしは荒野に道を、荒地に川を設ける。」(イザヤ43:19)の約束を信じて待ち望みます。
故節子師追悼記念会
1月25日、故節子師追悼記念礼拝をしました。地域の方々に福音を伝えるチャンスと考えました。当日は、案内した方々が全員出席されました。地域の連合会長、自治会長、民生委員、保護司、隣近所の方々が12名来られました。教会の方々を合わせると26名が出席しました。応接間の礼拝堂は一杯で、食堂も座りました。地域の方々は、節子師を知る人は少なく、私の義理で来られた方が多いと思いますが、率直にキリストの十字架の救いをお伝えすることができたと思います。保護司の方は、ぜひ、保護司会でこのような講演をして欲しいと言っていました。保護司の方々の中に、関心を持つ方々起こされています。
教会の近況
教会は2組のクリスチャンホームが加えられ、活気が出てきました。さらに、インターネットのホームページを見て30代の男性クリスチャンが来ています。礼拝人数も14名ほどとなりました。
教会学校は、クリスチャンホームの子供たち4名と未信者の家庭から、2、3名の子どもたちが来ています。最近は、親に教会に行くことを反対されて来なくなった子供もいます。子供たちも戦いがあります。カレン師が教会学校を担当しています。西宮市から転勤で福岡に引越された松尾さん夫妻が教会学校の教師をしてくださっています。松尾さんのご主人が司会をして、ギターを弾いて、子供たちの賛美が教会に響いて感謝しています。
聖書勉強会は、木曜日に、午前はカレン師が女性の方々に教え、午後は筒井師が男性の方々に教えています。現在は、女性2名男性2名のクリスチャンが出席しています。
2月20日、韓国クンサンジュンドン教会の青年クリスチャン18名と日野高幡教会の丁先生が私たちの教会に来て、午前は、地域にトラクト配布をし、午後は近くの病院の老人ホームで賛美集会を持ちました。老人の方々は大変喜んでくれました。2月22日の聖日礼拝に韓国のクリスチャンが全員参加され、34名の礼拝になりました。公民館から椅子を借りて、食堂にも一杯に座りました。聖霊が助けてくださり、多くの方が涙を流して主を賛美していました。韓国の青年達は、大変恵まれた礼拝を経験できたと証ししていました。
サム・コーラ―師は、日本語を学び始めて1年が過ぎようとしています。今は、1年最後のテストで大変です。日本語を学ぶことは大変なことだと教えられています。
地域の中で
保護司の仕事は、現在、保護観察中の少年3名を指導しています。1人の少年は、少年院を出て2ヶ月後、再犯で逮捕され、鑑別所に入りました。家庭裁判所の調査官から、仕事をするなら、保護観察で、出すとの連絡があり、もと勤めていた会社の社長に頼みに行きました。社長は採用できないと言いましたが、数日後、採用すると決断してくれて、少年は、鑑別所を出ることができました。もう1人の少年は、仕事を探して欲しいとのことで、地域の方が心配して、その方の会社に就職できました。一人一人の少年が更生するには大変なことです。保護司をしているために、いろいろの方と知合いになり、キリストの救いの証しができますことを感謝しています。
西福岡開拓のために、コーラー師夫妻と筒井の働きのためにお祈りをお願いいたします。